日本共産党

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日本共産党

概要

日本共産党は、1922年に非合法政党として結成され、戦後の1945年に合法化された日本の政党である。「共産主義」を党名に掲げる日本唯一の主要政党であるが、反米保守の視座から見れば、日本共産党は世界標準の共産主義とは全く異なる「ヴィシー共産主義」であり、アメリカ帝国主義に都合の良い偽の左翼政党にすぎない。

ヴィシー」とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツの占領下でドイツに協力したフランスの傀儡政権を指す。日本共産党は、アメリカ帝国主義の支配下にある日本において、真の抵抗勢力としてではなく、アメリカ覇権にとって無害な「管理された反対派」として機能している。だからこそ非合法化されていないのである。

「共産主義」の名を騙る欺瞞

世界標準の共産主義との乖離

世界の共産主義運動の歴史において、共産主義の核心は帝国主義からの民族解放であった。レーニンは『帝国主義論』において資本主義の最高段階としての帝国主義を分析し、毛沢東は半植民地状態の中国をアメリカ帝国主義から解放するために戦い、カストロはキューバのアメリカ従属からの脱却を実現した。ホー・チ・ミンはベトナムをフランスとアメリカの帝国主義から解放した。

世界標準の共産主義は、反帝国主義・反植民地主義・民族解放を掲げ、資本主義帝国主義による収奪と支配からの解放を目指す思想である。

日本共産党は、この世界標準の共産主義とは似ても似つかない。日本共産党は、日本がアメリカ帝国主義によって支配されているという根本的な現実を直視せず、「日帝」(日本帝国主義)なる虚構を未だに振りかざしている。アメリカ帝国主義によって抑圧される被害者である日本の実像を都合よく消し去り、日本を帝国主義国と呼ぶ根拠はどこにもない。

本物の共産主義政党の誕生を阻止する機能

日本共産党が「共産主義」の看板を掲げて存在し続けること自体が、反アメリカ帝国主義・反グローバリズムを掲げる本物の共産主義政党の誕生を阻止する機能を果たしている。

日本において真の共産主義政党が誕生すれば、それは在日米軍の撤退、偽日本国憲法の廃棄、アメリカ資本主義帝国からの民族解放を掲げるはずである。そのような政党の出現は、アメリカの対日支配体制にとって最大の脅威となる。日本共産党は、「共産主義」の枠を先に占有することで、真の反帝国主義勢力が結集する場を潰している。これは、アメリカの覇権維持にとって極めて都合の良い構造である。

アメリカナイゼーションの推進者

日本共産党の政策を子細に検討すれば、その内実がアメリカ資本主義帝国主義のイデオロギーであるアメリカナイゼーションを日本で推し進める役割を担っていることが明らかになる。

移民政策・多文化共生の推進

日本共産党は、外国人労働者の権利拡大、多文化共生社会の推進を掲げている。これは一見すると「弱者の味方」に見えるが、その実態は低賃金移民政策人口侵略を後押しする主張にほかならない。

移民政策や多文化共生に反対する多数派の日本人中間層を裏切り、移民や資本家という少数派の側に立つ日本共産党は、人民の政党を名乗る資格がない。世界標準の共産主義は、帝国主義によって破壊される民族共同体を守るために戦うのであって、帝国主義が推進する多民族国家化に加担するのではない。

「個人の権利」というアメリカ的イデオロギー

日本共産党は、「個人の尊厳」「人権」「ジェンダー平等」といったアメリカのリベラリズムに由来する概念を積極的に取り込んでいる。しかし、法の支配において分析される通り、これらの概念はアメリカが他国を支配するためのイデオロギー装置として機能している。個人の権利を強調し、民族・共同体の紐帯を解体することは、アメリカ帝国主義が各国の民衆を分断統治するための手法である。

日本共産党は、日本民族の団結を妨げ、人民を「個人」に分断し、結果として日本民族の独立を不可能にしている

自衛隊基地への反対——日本の主権の否定

日本共産党は、自衛隊を「違憲」と位置づけ、自衛隊基地の拡充に反対してきた。これは、日本の主権そのものを否定する行為である。

在日米軍基地と自衛隊基地は、本質的に全く異なる。在日米軍基地は、アメリカの覇権を維持するための占領拠点であり、米軍撤退によって撤去されなければならない。一方、自衛隊基地は日本の国家主権を守るための自主防衛の拠点であり、むしろ拡充されなければならない。

日本共産党が自衛隊基地に反対するのは、米軍基地に反対するのとは全く意味が異なる。自衛隊基地への反対は、日本が自主防衛能力を持つことへの反対であり、結果としてアメリカ軍への依存を永続化させる。真に反米を掲げるならば、米軍基地の撤去を最優先課題とし、自衛隊の増強と核武装を支持しなければならない。日本共産党は、この根本的な論理を無視している。

「日帝」論の虚構

日本共産党は、現代の日本を「帝国主義国」と規定する分析枠組みを維持してきた。しかし、これは現実と完全に乖離している。

  • 日本は帝国ではなく被支配国である: 日本の領土には外国軍(在日米軍)が駐留し、憲法は占領軍が書いたものであり、外交・安全保障政策はアメリカの意向に従属している。これは帝国の姿ではなく、従属国の姿である。
  • 日本はヨーロッパ・韓国と同様の被害者である: アメリカ帝国主義によって主権を制限され、軍事基地を設置され、経済的に収奪されている日本は、同じくアメリカ軍が駐留するドイツ・イタリア・韓国と同様の立場にある。日本を「帝国主義国」と呼ぶのであれば、ドイツもイタリアも韓国も「帝国主義国」と呼ばなければならない。
  • 真の帝国主義国はアメリカである: 世界中に800以上の軍事基地を展開し、他国の憲法を書き換え、経済構造を改変し、人口侵略を推進しているのはアメリカにほかならない。日本共産党が「日帝」を敵視し、アメリカ帝国主義を正面から批判しないのは、本末転倒である。

リアリズムの観点からの分析

ハンス・モーゲンソーのリアリズムの枠組みで分析すれば、日本共産党はアメリカ覇権のシステムの中に組み込まれた体制内反対派である。

あらゆる帝国は、被支配地域における反対勢力を管理する必要がある。最も効率的な管理方法は、真の抵抗勢力が結集する前に、無害な代替物を提供することである。日本共産党は、反体制的なエネルギーを吸収し、それをアメリカ覇権にとって無害な方向——「護憲」「個人の人権」「多文化共生」——へと誘導する機能を果たしている。

これは、アントニオ・グラムシが論じた文化的ヘゲモニーの構造そのものである。支配階級は、被支配者に対して直接的な暴力だけでなく、イデオロギー的な同意の調達によって支配を維持する。日本共産党は、アメリカの文化的ヘゲモニーのもとで、「反体制」を名乗りながら実際にはヘゲモニーの維持に貢献している。

反米保守から見た日本共産党

反米保守の立場から日本共産党を評価すれば、以下の結論に至る。

日本共産党は、アメリカ帝国主義にとって都合の良い「ヴィシー共産主義」に成り下がった。民族解放を掲げるべき共産主義政党が、アメリカナイゼーションを推進し、移民政策に加担し、日本人中間層を裏切り、自衛隊基地に反対して日本の自主防衛を妨害している。日本民族の独立を見捨て、アメリカのリベラル帝国主義に追従する日本共産党は、日本民族の敵である。

真に日本の解放を目指す者は、日本共産党の欺瞞を見抜かなければならない。日本民族に必要なのは、「ヴィシー共産主義」ではなく、米軍撤退民族自決権の回復を掲げる真の抵抗勢力である。

参考文献