移民侵略

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移民侵略

概要

移民侵略(Immigrant Invasion)とは、大規模な外来人口の流入によって先住集団の人口的・文化的・遺伝的基盤が浸食され、やがて少数派に転落し、最終的に固有の集団としての存続が不可能になる現象である。

進化生物学侵入生物学の知見は、この現象が自然界において普遍的に観察されるものであり、ヒトの集団もその例外ではないことを示している。イギリスの動物学者チャールズ・エルトンが1958年に著した『侵略の生態学(The Ecology of Invasions by Animals and Plants)』以来、外来種の侵入が在来種に及ぼす壊滅的影響は、生態学の中心的研究テーマであり続けている。

本記事では、侵入生物学・進化生物学・集団遺伝学の知見に基づき、移民侵略がもたらす生物学的現象を科学的に解説する。政治的分析については人口侵略を参照されたい。

侵入生物学の基礎

チャールズ・エルトンと『侵略の生態学』

チャールズ・エルトン(1900–1991)は、1958年に出版した『The Ecology of Invasions by Animals and Plants(侵略の生態学)』において、外来種の侵入が在来の生態系に及ぼす破壊的影響を体系的に記述した。エルトンは、生物学的侵入が以下のパターンに従うことを示した。

  • 侵入(Arrival): 外来の生物が新たな環境に導入される
  • 定着(Establishment): 外来生物が新環境で繁殖可能な集団を確立する
  • 拡散(Spread): 外来生物の個体数と分布域が急速に拡大する
  • 影響(Impact): 在来種の減少・絶滅、生態系の構造的変化が生じる

エルトンは、生物の侵入が爆発的に拡大し、在来の生態系を不可逆的に変容させることを警告した。

侵入の段階と障壁

現代の侵入生物学では、生物学的侵入は以下の段階を経るものとされている。

  1. 輸送(Transport): 外来種が本来の生息地から新たな地域に運ばれる
  2. 導入(Introduction): 外来種が新たな環境に放出される
  3. 定着(Establishment): 外来種が自律的に繁殖する集団を確立する
  4. 拡散(Spread): 外来種の分布域と個体数が増大する
  5. 影響(Impact): 在来の生態系・種に対する影響が顕在化する

各段階には一定の障壁(バリア)が存在し、すべての外来種が最終段階に到達するわけではない。しかし、政策的に障壁が取り除かれた場合——すなわち国境管理の緩和、移民受け入れの制度化——侵入は加速的に進行する。

競争排除則——同じニッチに二つの種は共存できない

ガウゼの法則

ロシアの生物学者ゲオルギー・ガウゼ(1910–1986)は、1934年の著書『The Struggle for Existence(生存競争)』において、競争排除則(Competitive Exclusion Principle)を実験的に証明した。この法則は以下のように要約される。

同一の生態的ニッチを占める二つの種は、長期的に共存することができない。

ガウゼはゾウリムシ属の二種(Paramecium aureliaParamecium caudatum)を用いた実験で、同一の培養液中に二種を共存させると、一方の種(P. aurelia)が他方(P. caudatum)を完全に駆逐することを示した。単独で培養した場合にはいずれの種も安定的に増殖するにもかかわらず、同一のニッチ内での共存は不可能であった。

ヒトの社会における競争排除

競争排除則が示す原理は明快である。同一の資源——食料、住居、雇用、社会サービス——をめぐって競合する二つの集団は、長期的に同じ空間で共存することが困難となる。一方が他方を駆逐するか、一方がニッチを変更して棲み分けが生じるかのいずれかとなる。

ヒトの社会において、先住集団と移民集団が同一の経済的ニッチ——労働市場、住宅市場、社会保障——をめぐって競合する場合、競争排除則の論理が作動する。低賃金移民政策は、まさにこの競合を人為的に引き起こす政策にほかならない。

遺伝的浸食——交雑による在来集団の消滅

メカニズム

遺伝的浸食(Genetic Swamping)とは、大規模な外来集団との交雑によって、在来集団の遺伝的固有性が希釈され、最終的に消滅する現象である。

侵入生物学者ダニエル・シンバーロフとジュディス・ライマーは、1996年の論文「Extinction by Hybridization and Introgression(交雑と遺伝子浸透による絶滅)」(Annual Review of Ecology and Systematics, 27: 83–109)において、交雑が在来種の絶滅をもたらす主要なメカニズムであることを示した。

遺伝的浸食は以下の過程で進行する。

  1. 接触(Contact): 外来集団と在来集団が同じ空間で接触する
  2. 交雑(Hybridization): 両集団の間で交配が生じる
  3. 遺伝子浸透(Introgression): 外来集団の遺伝子が在来集団の遺伝子プールに拡散する
  4. 希釈(Dilution): 在来集団の遺伝的固有性が世代ごとに薄まる
  5. 消滅(Extinction): 在来集団は遺伝的に識別不能となり、固有の集団としては消滅する

具体例

遺伝的浸食は自然界で広く観察されている。

  • カットスロートトラウトとニジマス: 北米において、外来のニジマス(Oncorhynchus mykiss)が在来のカットスロートトラウト(Oncorhynchus clarkii)と交雑し、純粋なカットスロートトラウトの集団が消滅しつつある
  • エチオピアオオカミ: 世界で最も希少なイヌ科動物であるエチオピアオオカミは、家畜化されたイヌとの交雑により遺伝的固有性が失われつつある。推定個体数は約500頭にまで減少した
  • カオジロオタテガモ: 北米原産のアカオタテガモ(Oxyura jamaicensis)がヨーロッパに侵入し、在来のカオジロオタテガモ(Oxyura leucocephala)と交雑、後者の絶滅危機を引き起こした

核心的原理

遺伝的浸食の核心は、外来集団の個体数が在来集団を圧倒的に上回る場合、交雑は在来集団の遺伝子プールを一方的に希釈するという点にある。これは可逆的な過程ではない。ライマーとシンバーロフが指摘した通り、「交雑による絶滅は、物理的な絶滅と同様に最終的(final)である」。一度失われた遺伝的固有性は、二度と復元できない。

なぜ混血化は個人の意志では止められないか

遺伝的浸食が不可逆的な過程であることは前節で述べた。しかし、なぜ個々人の意志や道徳的判断では混血化を防ぐことができないのか。この問いに答えるには、進化生物学と進化心理学の知見が不可欠である。

近接要因と究極要因——ティンバーゲンの四つの問い

ノーベル賞受賞者の動物行動学者ニコラース・ティンバーゲンは、生物の行動を理解するためには近接要因(proximate cause)と究極要因(ultimate cause)を区別しなければならないと論じた。

  • 究極要因: なぜその行動が進化したのか(自然選択上の機能)
  • 近接要因: その行動を引き起こす直接的なメカニズム(ホルモン、神経回路、心理的動機)

ヒトの配偶行動に当てはめれば、以下のようになる。

  • 究極要因: 自身の遺伝子を次世代に伝達すること
  • 近接要因: 性的魅力、恋愛感情、ホルモン、社会的承認、経済的安定

決定的に重要な点は、個人は究極要因を意識して行動するわけではないということである。個人は「遺伝子プールを守ろう」と考えて配偶者を選ぶのではない。性的魅力や社会的圧力という近接要因に従って行動する。したがって、異なる集団が同じ空間に共存すれば、個人レベルでの交雑は統計的に不可避である。

これは意志の問題ではなく、構造の問題である。遺伝子プールの防衛は、個人の意志や道徳によって達成できるものではない。それは構造——すなわち地理的隔離、国境、制度——によってのみ達成される。

祖先環境と現代環境のミスマッチ

進化心理学者レダ・コスミデスジョン・トゥービーが提唱した環境ミスマッチ(evolutionary mismatch)の概念は、現代人の心理が進化した環境(進化的適応環境、EEA)と現代の環境との間の根本的な乖離を指す。

祖先環境(更新世)

ヒトの心理が進化した更新世(約260万年前〜1万年前)の環境では、以下の条件が成立していた。

  • 小規模な集団: ヒトは50〜150人程度の血縁集団(バンド)で生活していた(ロビン・ダンバーの「ダンバー数」)
  • 地理的隔離: 集団は山、川、海、森林などの地理的障壁によって互いに隔離されていた
  • 集団間の接触は稀で敵対的: 異なる集団との接触は、多くの場合、資源をめぐる紛争や戦争を意味した
  • 内集団選好の適応性: 自集団のメンバーを優先し、外集団に警戒を示すことは、生存と繁殖に有利であった
  • 戦争が境界を維持: 集団間の暴力的衝突は、遺伝子プールの境界を維持する機能を果たしていた

この環境において、遺伝子プールは三つの障壁によって防衛されていた。

  1. 地理的障壁: 海、山脈、砂漠などの物理的障壁が集団間の遺伝子流動を阻止していた
  2. 行動的障壁(戦争): 集団間の敵対関係と武力衝突が、集団の混合を防いでいた
  3. 心理的障壁(内集団選好): 自集団への選好と外集団への警戒が、交雑の頻度を低く保っていた
現代環境

現代の環境では、この三つの障壁がすべて体系的に解体されている。

  1. 地理的障壁の消滅: 航空機・鉄道・自動車による高速輸送、国境管理の緩和により、地理的隔離は事実上消滅した
  2. 行動的障壁の禁止(戦争の禁止): 集団間の武力衝突は国家によって禁止され、国家は統合を強制する側に回った。戦争が当たり前であった時代には、異集団との接触は生命の危険を意味していた。現代では、異集団との接触は日常となり、その危険性を認知する心理的メカニズムは「差別」として病理化されている
  3. 心理的障壁の病理化(内集団選好の否定): 自集団への選好は「排外主義」「レイシズム」として社会的に制裁され、抑圧されている。メディア、教育、法律を通じて、内集団選好を持つこと自体が道徳的に許されないものとされている

遺伝子プールを維持してきた三つの障壁がすべて除去された状態で、個人の意志によって混血化を防ぐことは、生物学的に不可能である。

戦争と遺伝子プールの防衛——歴史的比較

戦争が常態であった時代と現代を比較すれば、遺伝子プールの維持メカニズムの変化が明確になる。

戦争が当たり前であった時代

ピーター・ターチンは、著書『War and Peace and War(戦争と平和と戦争)』(2006年)において、集団間の戦争が人類史を通じて集団の結束(アサビーヤ)を高め、集団の境界を維持してきたことを論じた。

  • 集団間の戦争は遺伝的境界を維持した: 敵対する集団との武力衝突は、集団間の混合を物理的に阻止した
  • 征服は統合ではなく排除を伴った: 歴史上の征服は、多くの場合、被征服民の追放、殺戮、または隷属化を伴い、自由な混合とは異なっていた
  • 「他者」は敵であった: 異集団の成員は潜在的な敵であり、接触は危険を意味した。この認知バイアスが交雑を抑制した
  • 集団選択の圧力: 集団間の競争は、結束の弱い集団を淘汰し、強い内集団選好を持つ集団を存続させた
現代——「平和」による障壁の除去

現代のリベラル国際秩序は、集団間の戦争を禁止し、「平和」を強制する。しかし、この「平和」は同時に、遺伝子プールの境界を維持してきたメカニズムを除去する。

  • 国家が暴力を独占する: 集団間の武力衝突は国家によって禁止され、国家は異なる集団の「共存」を強制する
  • 「多文化共生」の強制: 異なる集団が同じ空間で「平和的に」共存することが政策目標とされる
  • 集団防衛の犯罪化: 自集団の遺伝的・文化的固有性を防衛しようとする試みは、「ヘイトスピーチ」「差別」として法的に処罰される

戦争の時代には、戦争そのものが遺伝子プールの壁として機能していた。「平和」の時代には、その壁が除去され、遺伝子プールは開放系となる。開放系における遺伝子プールの帰結は、集団遺伝学が明確に予測している——均質化である。

国境は遺伝子プールの壁である

スーウォル・ライトの集団構造理論

アメリカの集団遺伝学者スーウォル・ライト(1889–1988)は、集団遺伝学の数学的基礎を構築し、F統計量(F-statistics)を考案した。FST(固定指数)は、集団間の遺伝的分化の程度を測定する指標であり、0(分化なし=完全な混合)から1(完全な分化=遺伝的隔離)の値をとる。

ライトは、遺伝子流動(gene flow)——集団間での個体の移動と繁殖——が集団間の遺伝的分化を減少させることを数学的に証明した。ライトの島モデルによれば、世代あたりわずか1個体の移住者が交雑するだけでも、集団間の遺伝的分化は有意に減少する

この数学的事実は、以下の結論を導く。

  • 障壁なしには遺伝的分化は維持できない: 集団間の遺伝子流動が存在する限り、FSTは0に向かって低下し、集団は遺伝的に均質化する
  • 国境は最後の障壁である: 地理的障壁が交通技術によって無効化された現代において、国境管理は遺伝子流動を制御する唯一の残された制度的障壁である
  • 国境の開放は遺伝的均質化を意味する: 国境管理が緩和されれば、遺伝子流動が増大し、在来集団の遺伝的固有性は数学的な必然として失われる
国境=遺伝子プールの等価性

自然界において、種分化(speciation)は地理的隔離によって生じる。一つの集団が地理的障壁によって分断され、それぞれが独立に進化することで、遺伝的に異なる集団——やがては異なる種——が形成される。これが異所的種分化であり、種分化の最も一般的な形態である。

逆に、地理的障壁が除去されれば、分化した集団は再び遺伝子流動を通じて混合し、遺伝的差異は消失する。

人間社会において、この地理的障壁に相当するものが国境である。国境は、自然界の山脈や海峡と同じ機能を果たしている——遺伝子流動を制限し、集団間の遺伝的分化を維持する障壁として。したがって、国境の管理は遺伝子プールの管理と等価である。国境を開放する政策は、生物学的に見れば、山脈を削り取って二つの生態系を接続するのと同じことである。その帰結は、生態学と集団遺伝学が一致して予測する通り——在来集団の遺伝的固有性の消滅——である。

個人の意志では不可能、構造でのみ可能

以上を総合すれば、混血化を防ぐことが個人の意志では不可能である理由は明白である。

  1. 近接要因と究極要因の乖離: 個人は遺伝子プールを意識して配偶者を選ぶわけではない。近接要因(性的魅力、社会的圧力)が行動を決定する
  2. 祖先環境と現代環境のミスマッチ: 遺伝子プールを維持してきた三つの障壁(地理、戦争、内集団選好)がすべて除去された
  3. 集団遺伝学の数学的必然: 遺伝子流動が存在する限り、遺伝的分化は消滅に向かう。これは意志の問題ではなく、数学の問題である

遺伝子プールの防衛は、個人の選択に委ねることができない。それは国家の構造——国境管理、移民政策、人口政策——によってのみ達成される。国境を開放しておいて個人に「混血するな」と求めることは、堤防を壊しておいて川に「氾濫するな」と命じるようなものである。

人口学的浸食——数の力による圧倒

人口学的浸食(Demographic Swamping)とは、交雑を伴わなくても、外来集団の高い増殖率と持続的な流入によって在来集団が資源・空間・繁殖機会において圧倒され、数的に少数派に転落する現象である。

繁殖戦略の差異

進化生物学におけるr/K選択説ロバート・マッカーサーE.O. ウィルソン、1967年)は、生物の繁殖戦略を二つの極に分類する。

  • r戦略: 多産・低投資——一度に多くの子を産み、個体あたりの親の投資は少ない
  • K戦略: 少産・高投資——少数の子を産み、個体あたりの親の投資が大きい

先進国の先住集団は典型的なK戦略——少数の子に大きな教育投資を行う——を採用している。一方、途上国からの移民集団は出身国の人口動態を反映したより高い出生率を維持する傾向がある。この繁殖速度の差異が持続する限り、人口構成は確実に変容する。

日本の人口動態

日本の合計特殊出生率は2024年に1.20にまで低下した。これは人口置換水準(2.07)を大幅に下回る数値であり、日本人の人口は年間約90万人の自然減を記録している。これに対し、外国人住民は376万人を超え、年々加速度的に増加している。

日本人の年間90万人の自然減と外国人住民の増加が同時進行することで、人口構成の変容は加速する。これは人口学的浸食の進行にほかならない。

逆淘汰——なぜ「優れた形質」を持つ者ほど子を産まないのか

人口学的浸食の背景には、現代文明に固有の逆淘汰(dysgenics)という深刻な問題がある。自然選択の論理に従えば、生存と繁殖に有利な形質——知性、健康、魅力——を持つ個体ほど多くの子孫を残すはずである。しかし現代社会では、この関係が完全に逆転している。知性が高く、容姿に恵まれ、社会的に成功した者ほど子を産まず、そうでない者の方が多くの子を残す。この直感に反する現象は、進化生物学にとって最も不穏な発見の一つである。

フィッシャーのパラドックス

イギリスの統計学者・遺伝学者ロナルド・フィッシャーは、1930年の著書『The Genetical Theory of Natural Selection(自然選択の遺伝学的理論)』において、すでにこの問題を指摘していた。フィッシャーは、社会的地位が高い階層ほど出生率が低いという「出生力の逆相関」(inverse relationship between fertility and social status)を観察し、これが文明の長期的衰退をもたらす可能性を警告した。

フィッシャーは古代ローマの衰退をこの文脈で分析し、支配階層の出生率低下が帝国の知的・組織的能力を蝕み、最終的な崩壊の一因となったと論じた。すなわち、文明そのものが、文明を支える形質を淘汰する方向に作用するというパラドックスである。

前近代社会——自然選択が「正しく」機能していた時代

経済史家グレゴリー・クラークは、2007年の著書『A Farewell to Alms(さらば怠惰よ)』において、中世イングランド(1200年〜1800年)の遺言検認記録を分析し、以下の事実を実証した。

  • 富裕層は貧困層より多くの子を残した: 遺産額が上位25%の家系は、下位25%の家系に比べて、次世代に残す生存子数が約2倍多かった
  • 富裕層の形質が集団全体に拡散した: 富裕層の子孫は社会的に下降するため、忍耐力、勤勉さ、識字能力といった形質が世代を重ねるごとに集団全体に浸透した
  • 自然選択が知的能力を向上させていた: 600年間にわたり、社会的に成功する形質が正の選択を受け続けた結果、イングランドの人的資本は着実に蓄積された

クラークの発見が示す核心は、前近代社会では自然選択が「正しく」機能していた——すなわち、知性・勤勉さ・将来への計画性といった形質が高い繁殖成功度と結びついていた——ということである。

なぜ正しく機能していたのか。前近代社会には以下の条件が存在していた。

  • 高い乳幼児死亡率: 子を産んでも、養育する資源がなければ子は死んだ。知性や勤勉さが資源獲得能力に直結し、子の生存率を左右した
  • 避妊技術の不在: 性行為と繁殖が直結していたため、繁殖は意識的な選択ではなく生物学的な帰結であった
  • 福祉制度の不在: 自力で子を養えない者の子は生存できなかった。社会が繁殖の失敗を補助することはなかった
  • 宗教的・共同体的な繁殖規範: 婚姻制度と宗教的規範が、社会的に安定した家庭内での繁殖を促進した

この環境において、自然選択は集団の知的・身体的形質を世代ごとに向上させていた。

何が変わったのか——文明化による自然選択の無効化

近代化・産業化——すなわち人口転換(demographic transition)——は、前近代社会における自然選択のメカニズムを一つ一つ解体した。

1. 医学の進歩——死亡率の平準化

近代医学は乳幼児死亡率を劇的に低下させた。日本の乳児死亡率は、明治時代の約150‰(1,000人あたり150人が1歳前に死亡)から、2024年には約1.8‰に低下している。

これは人道的には偉大な達成であるが、進化生物学的には自然選択の無効化を意味する。前近代社会では、資源獲得能力の低い親の子は高い確率で死亡し、その遺伝子は淘汰されていた。現代社会では、親の能力にかかわらず、ほぼすべての子が生存する。死亡率による自然選択が消滅したのである。

2. 避妊技術——性行為と繁殖の分離

避妊技術の普及は、性行為と繁殖を切り離した。しかし、避妊技術の採用率は知性と正の相関を持つ。知性の高い個人ほど、将来の計画に基づいて避妊を行い、子の数を意識的に制限する。知性の低い個人ほど、避妊を行わないか、行っても失敗する確率が高い。

この結果、知性が高い者ほど子を産まず、知性が低い者ほど子を産むという逆転が生じる。避妊技術は、知性を負の選択圧にさらしたのである。

3. 教育——繁殖の遅延

教育、とりわけ女性の高等教育は、繁殖を大幅に遅延させる。大学を卒業し、大学院に進み、キャリアを積む女性は、第一子の出産を30代以降に遅らせる。生物学的な妊孕力は20代をピークに低下するため、教育期間の延長は出生数の減少に直結する。

知性が高く教育水準が高い女性ほど子を産む数が少なく、教育水準が低い女性ほど若年で多くの子を産む。教育は、知的な女性の繁殖を選択的に抑制するのである。

4. 福祉国家——繁殖の失敗に対するペナルティの消滅

近代福祉国家は、自力で子を養えない親に対して、住居、食料、医療、教育を提供する。前近代社会では、資源獲得能力のない親の子は死亡するか、極度の困窮に陥った。現代の福祉国家では、そのような淘汰圧は存在しない。

むしろ、福祉制度は繁殖を補助金付きにする。子を産めば追加の給付を受けられるため、資源獲得能力の低い個人にとって、繁殖は経済的に合理的な選択となりうる。一方、知性が高く経済的に自立した個人は、子育てのコストを自ら負担しなければならず、子の数を制限する。福祉国家は、自然選択の方向を逆転させた

5. 都市化——子が「コスト」になる環境

農業社会において、子は労働力であった。子が多いほど農業生産力が高まり、家族の繁栄に寄与した。都市化された産業社会において、子はコストである。教育費、住居費、養育費が必要であり、子が多いほど家計を圧迫する。

知性が高く将来を計画する能力のある個人ほど、この「子=コスト」の計算を正確に行い、子の数を制限する。都市文明は、知性の高い者の繁殖を選択的に抑制する環境である。

逆淘汰の要約——文明は自らの基盤を食い潰す

以上をまとめると、逆淘汰の構造は以下のようになる。

要因 前近代社会 現代社会
死亡率 高い(能力の低い親の子は死亡) 低い(ほぼ全員が生存)
避妊 なし(性行為=繁殖) あり(知性が高い者ほど使用)
教育 短い(繁殖に影響せず) 長い(知性が高い者ほど繁殖を遅延)
福祉 なし(自力で養えない子は死亡) あり(繁殖の失敗を社会が補填)
子の経済的価値 労働力(多いほど有利) コスト(多いほど不利)
自然選択の方向 正の選択(知性↑ → 繁殖↑) 負の選択(知性↑ → 繁殖↓)

文明化のパラドックス: 文明を建設し維持するために必要な形質——知性、勤勉さ、計画性、自制心——は、文明化された環境において繁殖上の不利となる。文明は、自らを支える人的基盤を世代ごとに劣化させる方向に作用する。これがフィッシャーが1930年に警告した文明のパラドックスであり、古代ローマから現代日本に至るまで、すべての高度文明が直面する構造的な問題である。

宗教——最後の出生力の砦

逆淘汰の進行を食い止めている唯一の力が、宗教である。

宗教共同体の出生率

政治学者エリック・カウフマンは、2010年の著書『Shall the Religious Inherit the Earth?(宗教者は地球を受け継ぐのか?)』において、世俗化と出生率の関係を広範に分析し、以下の結論を導いた。

  • アーミッシュ: 合計特殊出生率は約6.0〜7.0。20年ごとに人口が倍増している
  • 超正統派ユダヤ教徒(ハレディム): 合計特殊出生率は約6.5。イスラエルの超正統派人口は2009年から2024年で約2倍に増加した
  • モルモン教徒: 合計特殊出生率は約2.5〜3.4。アメリカの平均(約1.7)を大幅に上回る
  • 保守的ムスリム共同体: 多くの国で世俗的な同胞と比較して出生率が高い

対照的に、世俗化が最も進んだ社会——日本(1.20)、韓国(0.72)、香港(0.72)——は、世界最低の出生率を記録している。

宗教はなぜ出生率を維持するのか

宗教が出生率を維持するメカニズムは以下の通りである。

  • 出産奨励規範: 「産めよ増えよ、地に満ちよ」(創世記1:28)に代表されるように、多くの宗教は多産を神の命令として位置づける
  • 避妊・中絶の制限: カトリック、正統派ユダヤ教、保守的イスラームは避妊や中絶を教義的に制限する。これにより、前近代社会と類似した「性行為=繁殖」の構造が部分的に維持される
  • 共同体による養育支援: 宗教共同体は、子育てを個人の負担ではなく共同体の営みとして組織する。アーミッシュの共同体やハレディムのコミュニティでは、育児・教育が共同体全体で分担される
  • 世俗的な「成功」の相対化: 宗教は、キャリア・学歴・経済的成功よりも家族と信仰を上位に置く価値体系を提供する。これにより、教育による繁殖遅延の効果が緩和される
  • 存在論的な意味の付与: 宗教は「なぜ子を産むのか」という問いに対して、世俗的な費用便益分析を超えた答え——信仰の継承、神への奉仕、共同体の存続——を提供する
世俗化と出生率の崩壊

逆に言えば、宗教の衰退は出生率の崩壊と直結する

日本は世界で最も世俗化が進んだ社会の一つである。2018年の調査で「宗教を信じている」と回答した日本人は約36%にとどまり、若年層ではさらに低い。日本の出生率が1.20にまで低下した背景には、出産を奨励する宗教的・共同体的規範の喪失がある。

ヨーロッパの世俗化も同様のパターンを示している。教会出席率が最も低い北欧・西欧諸国は出生率も低く(ただし社会政策による部分的な補正がある)、宗教的に保守的なアメリカの福音派地域イスラエルの超正統派は高い出生率を維持している。

カウフマンは「21世紀の最も重要な人口動態的変化は、宗教者が世俗社会を数の力で圧倒していくことである」と予測した。世俗化された先進国が出生率の崩壊に苦しむ一方で、宗教的な共同体は人口を拡大し続ける。

宗教と自然選択の回復

進化生物学的に見れば、宗教は文明化によって無効化された自然選択を部分的に代替する文化的メカニズムである。

前近代社会において自然選択を駆動していた条件——高い死亡率、避妊の不在、福祉の不在——は、文明化によって失われた。しかし宗教は、教義と共同体の力によって、繁殖を促進する文化的な選択圧を維持している。宗教共同体では、子をたくさん産み育てることが社会的に奨励され、逆に子を産まないことは共同体の規範に反する。

すなわち、自然選択が機能しなくなった環境において、宗教は「文化的な自然選択」として機能している。宗教を持たない世俗社会は、この文化的な選択圧を失い、逆淘汰の進行を止める手段を持たない。

逆淘汰と移民侵略の相乗効果

逆淘汰と移民侵略は、それぞれ独立した現象であるが、相乗的に作用して在来集団の衰退を加速させる。

  1. 逆淘汰が在来集団の出生率を低下させる: 知性の高い在来集団のメンバーほど子を産まず、集団全体の出生率が人口置換水準を下回る
  2. 人口減少が移民の口実を作る: 出生率の低下による「人手不足」が、移民受け入れの政治的口実となる
  3. 移民の流入が在来集団のニッチを侵食する: 低賃金移民政策により、在来集団の経済的基盤がさらに掘り崩される
  4. 経済的圧迫が在来集団の出生率をさらに低下させる: 住宅費の高騰、賃金の停滞、競争の激化が、在来集団の子育てをさらに困難にする
  5. 人口構成が不可逆的に変容する: 在来集団の縮小と外来集団の拡大が同時進行し、人口学的浸食が完成する

この負のスパイラルは、文明化と移民政策の組み合わせによって駆動されている。文明化が在来集団の出生率を低下させ、移民政策がその穴を外来集団で埋める。これは、アメリカの移民強制の記事で論じた「構造改革による少子化の誘発 → 少子化を口実とした移民の強制」という二段構えの攻撃と、生物学的に同一の構造である。

スマートシュリンクは、この負のスパイラルを断ち切るための政策である。人口減少を移民ではなく社会構造の比例的縮小で対応することで、移民侵略の口実を排除すると同時に、在来集団が出生率を回復する時間的余裕を確保する。

島嶼集団の脆弱性

島嶼生物地理学の理論

ロバート・マッカーサーE.O. ウィルソンは、1967年の著書『The Theory of Island Biogeography(島嶼生物地理学の理論)』において、島嶼生態系の特性を理論化した。

島嶼集団は以下の特徴を持つ。

  • 遺伝的多様性の制限: 長期の地理的隔離により、遺伝的多様性が限定的である
  • 固有種の発達: 隔離された環境で独自の進化を遂げ、固有の形質を獲得している
  • 侵入への脆弱性: 外来種との競争に対する防御機構を持たないため、侵入に対して極めて脆弱である
  • 個体数の制限: 面積の限界から個体数が小さく、撹乱からの回復力が低い

島嶼における外来種の壊滅的影響

島嶼の生態系において、外来種の侵入が在来の固有種に壊滅的な影響を及ぼすことは、生態学の最も確立された知見の一つである。

  • グアム: ミナミオオガシラ(Boiga irregularis、外来のヘビ)が第二次世界大戦後にアメリカ軍の物資とともに侵入し、島の在来鳥類12種中10種を絶滅に追いやった
  • ハワイ: 外来種の侵入により、固有の鳥類・植物の約71%が絶滅または絶滅危惧となっている。ハワイは「世界の絶滅の首都」と呼ばれる
  • ニュージーランド: ヨーロッパ人が持ち込んだネズミ、イタチ、猫により、飛べない鳥類をはじめとする固有種が壊滅的な打撃を受けた

島国としての日本

日本は地理的に島嶼国家であり、島嶼生物地理学の原理がそのまま当てはまる。

  • 長期の地理的隔離: 日本列島は約1万2,000年前の最終氷期以降、大陸から地理的に隔離されてきた
  • 固有の遺伝的構成: 縄文人以来の固有の遺伝的構成を持つ
  • 文化的固有性: 隔離環境で独自の言語・文化・制度を発達させてきた

島嶼の固有種が外来種の侵入に対して脆弱であるように、島国の先住民族もまた大規模な人口流入に対して脆弱である。これは偏見ではなく、生物学的な事実である。

アリー効果と絶滅の渦

アリー効果

アメリカの生態学者ウォーダー・クライド・アリー(1885–1955)が提唱したアリー効果(Allee Effect)は、集団の個体数がある閾値を下回ると、個体あたりの適応度が低下し、集団の縮小がさらなる縮小を引き起こす正のフィードバックが発生する現象である。

個体数の減少 → 配偶者の発見困難 → 出生率のさらなる低下 → 個体数のさらなる減少

この正のフィードバックループは「絶滅の渦」(Extinction Vortex)と呼ばれ、一度このループに入った集団が自力で回復することは極めて困難である。

日本への適用

日本人の人口動態は、アリー効果の初期段階を示している。

  • 婚姻率の低下: 生涯未婚率は男性28.3%、女性17.8%に達し、配偶者の発見が困難になっている
  • 出生率の低下: 合計特殊出生率は1.20(2024年)であり、人口置換水準(2.07)を大幅に下回る
  • 人口の年間減少: 年間約90万人の自然減が継続している

アリー効果の観点から、人口減少に対して移民で対応することは、在来集団のアリー効果を解消するどころか、むしろ悪化させる。移民の増加は、在来集団の経済的ニッチを侵食し、在来集団の経済的圧迫をさらに強め、結婚・出産をさらに困難にするからである。

スマートシュリンクが提唱する「移民に頼らず人口減少に対応する」政策は、アリー効果を回避しつつ在来集団の回復を図る唯一の合理的戦略である。

生態系の撹乱と侵入の促進

侵入生物学の知見は、生態系が撹乱された状態にあるとき、外来種の侵入が最も成功しやすいことを示している。

  • 撹乱された環境: 在来種の適応的なネットワークが破壊され、空いたニッチに外来種が侵入しやすくなる
  • 安定した環境: 在来種が生態的ニッチを占有しており、外来種の定着が困難である

これをヒトの社会に当てはめれば、新自由主義的構造改革は「生態系の撹乱」にほかならない。労働市場の柔軟化、終身雇用の破壊、非正規雇用の拡大、公共サービスの縮小——これらの「改革」は、日本社会という生態系を撹乱し、外来集団が侵入・定着しやすい環境を人為的に作り出した。

アメリカの移民強制の記事で論じた通り、アメリカは構造改革を通じて少子化を引き起こし、少子化を口実に移民を「不可避」とする二段構えの攻撃を行っている。これは、侵入生物学の知見に照らせば、意図的な生態系の撹乱による侵入の促進である。

不可逆性——なぜ後戻りできないのか

侵入生物学の最も重要な知見の一つは、生物学的侵入は不可逆的であるということである。

根絶の困難

一度定着した外来種を完全に排除することは、ほぼ不可能である。ダニエル・シンバーロフは、侵入が進行した段階での根絶は「極めて困難であり、莫大なコストを要する」と指摘している。小規模な島嶼における限定的な根絶事例を除き、大規模な生態系において侵入種を完全に排除した成功例はほとんどない。

遺伝的浸食の最終性

遺伝的浸食はさらに根源的に不可逆的である。交雑によって希釈された遺伝子プールは、二度と元の状態に戻すことができない。ライマーとシンバーロフが指摘した通り、「交雑による絶滅は、物理的な絶滅と同様に最終的(final)である」。

人口構成の変容の不可逆性

人口侵略の記事で引用したN.S. ライオンズの警告——「人口侵略が完了した時点で、後戻りする道はもはや存在しない」——は、侵入生物学の知見と完全に一致している。

スウェーデンでは人口の35%が非エスニック・スウェーデン人となり、フランスでは移民が人口増加の90%を占め、ドイツでは330万人が保護資格者として定住している。これらの変容を元に戻す手段は、生物学的にも政治的にも存在しない。

日本における生物学的侵略の実例

アメリカザリガニとニホンザリガニ

アメリカザリガニProcambarus clarkii)は、1927年にアメリカ合衆国から食用ウシガエルの餌として日本に導入された。わずか数十匹が神奈川県に持ち込まれたにすぎなかったが、その後爆発的に全国に拡散し、在来のニホンザリガニCambaroides japonicus)を生息域の大部分から駆逐した。ニホンザリガニは現在、北海道と東北の一部にのみ生息する絶滅危惧種である。

オオクチバスと在来淡水魚

アメリカ原産のオオクチバスMicropterus salmoides)は、1925年に日本に導入され、在来の淡水魚を大量に捕食し、各地の生態系を破壊した。琵琶湖では、オオクチバスとブルーギル(同じくアメリカ原産)の侵入により、固有種を含む在来魚類が壊滅的な打撃を受けた。

グアムのミナミオオガシラ

グアム島では、第二次世界大戦後にアメリカ軍の物資とともにミナミオオガシラ(Boiga irregularis)が侵入した。このヘビは在来の鳥類12種中10種を絶滅に追いやり、グアムの森林生態系を壊滅させた。アメリカ軍の駐留が、文字通り在来種の絶滅をもたらした事例である。

生物学的侵略と人口侵略の構造的同一性

日本におけるアメリカ起源の外来種——アメリカザリガニ、オオクチバス、ブルーギル——による在来種の駆逐と、アメリカが推進する移民政策による日本民族の人口的希釈は、生物学的に同一の構造を持つ。

  1. 外来の集団が、人為的に導入される
  2. 在来の集団と同一のニッチをめぐって競合が生じる(競争排除則)
  3. 在来の集団が数的に圧倒される(人口学的浸食)
  4. 交雑により在来集団の固有性が失われる(遺伝的浸食)
  5. 変容は不可逆的となり、在来集団は回復不能となる

アメリカザリガニがニホンザリガニを駆逐したように、低賃金移民政策は日本民族の生態的ニッチを侵食している。異なるのは、前者は意図せざる結果であり、後者は帝国主義の政策として意図的に推進されているという点である。

リアリズムの観点からの分析

侵入生物学の知見をリアリズムの枠組みに統合すれば、人口侵略は単なる政治的レトリックではなく、生物学的に検証可能な現象であることが明らかとなる。

生物学的侵略としてのグローバリズム

アメリカが推進するグローバルな移民政策は、侵入生物学の各段階に対応している。

  • 生態系の撹乱(構造改革): 新自由主義的構造改革は、在来の社会的・経済的ネットワークを破壊し、外来集団の侵入を容易にする「撹乱」として機能する
  • 障壁の除去(国境管理の緩和): 「多文化主義」「多様性」のイデオロギーは、侵入を阻止する制度的・文化的障壁を除去する機能を果たす
  • 在来集団の弱体化(少子化の誘発): 構造改革による経済的圧迫は在来集団の出生率を低下させ、アリー効果を誘発する
  • 外来集団の導入(移民政策): 低賃金移民政策は、外来集団を在来集団の生態的ニッチに直接導入する政策にほかならない

島嶼の固有種を守るために

島嶼生物地理学が教える通り、島嶼の固有種を守るための最も有効な手段は、外来種の侵入を未然に防ぐことである。一度侵入が定着すれば、根絶は極めて困難となる。

  • 国境管理の維持: 侵入の第一段階(輸送・導入)を阻止する
  • 構造改革の停止: 生態系の撹乱を止め、在来集団の回復力を高める
  • 出生率の回復: アリー効果の進行を食い止め、在来集団の個体数を回復させる
  • スマートシュリンク: 移民に頼らず人口減少に対応し、外来集団の導入の口実を排除する

島嶼の固有種を守ることが生態学的な当然の営みであるのと同様に、島国の先住民族を守ることは民族自決権の行使にほかならない。

参考文献

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